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No.187 居酒屋てっぺんの朝礼に学ぶ、日々目標を確認する大切さ
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.10.10
ブランディングニュース 『企業ブランド戦略の成功と秘密』
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みなさん、こんばんは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
今日10月10日は「体育の日」ですね。
沖縄と北海道をのぞいては、全国的に好天ということで
各地で運動会や体育祭が行われるようです。
日頃から身体を動かしていない方は、しっかり準備運動をしながら
ケガに気をつけて楽しみたいところです。
さて、今回のブランディングニュース
『企業ブランドの成功と秘密』は、まさに“営業前の準備運動”の
公開朝礼で有名な居酒屋てっぺんを取り上げます。
てっぺんではスタッフのモチベーションを最高潮に高める朝礼を
一般の方が見学できるよう公開。
同業者だけでなく、サービス業や小売業、教育関係者までもが訪れ
多い時には毎月400人以上もの見学があったそう。
経済誌に取り上げられたこともあり話題となりました。
今回は居酒屋てっぺんの公開朝礼に触れながら
ブランディングのアプローチとしても重要な「社員研修」について
みなさんと考えていきたいと思います。
居酒屋てっぺん
http://teppen.info/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
居酒屋てっぺんの朝礼に学ぶ、日々目標を確認する大切さ
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
居酒屋てっぺんの朝礼に学ぶ、日々目標を確認する大切さ
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■ 1店舗だけで月1,500万円を売り上げた「本気の朝礼」
夜間営業の店が準備に取り掛かる午後4時半過ぎ。
居酒屋てっぺんでは、スタッフが集い“朝礼”が行われます。
「朝礼をはじめます!」
「今日のテーマは○○。スピーチ宣言!」
そういうと全員が勢い良く挙手。
指名されたスタッフは明るく「ハイ」と返事し
「○○までに自分の店を持ちます!」と切れ味良く答える。
つぎにナンバーワン宣言。
「私は○○日本一でいきます!」「お願いします!」
そんなやり取りを大きく明るい声で交わすのがてっぺんの朝礼です。
普段はおとなしい雰囲気の人、
イマドキの格好をして店に駆けつける若いスタッフも
皆がこの朝礼でスイッチを切り替えたように開店に臨みます。
全員が本気を出していることは一目瞭然であり、
開店を前に、テンションは最高潮に。
これは単に周囲の雰囲気により造られたものではなく
モチベーションや仕事の意味を確認してのものです。
こうした“本気の朝礼”を行う居酒屋てっぺんは、
都内と三重県に数店舗を有する中規模の居酒屋チェーンです。
業界としては大規模チェーンが数多く台頭するなかにあって、
一店で月1,500万円の売上を達成したのは、この朝礼によるもの。
大嶋氏のもとで学び独立した若き経営者や、見学に訪れた
さまざま業種の方が、てっぺんの朝礼を採用することからも
朝礼の成果は、数字だけでは表せないものがあると理解できます。
引継ぎ事項の確認やその日の予定を確認する朝礼と違い、
仕事の意味や自身の考え、目標を発言するてっぺんの朝礼。
参加するスタッフからは、自然と笑顔も浮かんでいます。
ブランディングの点で私たちが学ぶべきは
この朝礼のどの部分なのか。詳細を見ていきたいと思います。
■ 現代人が敬遠しがちな“濃厚な団結”を生むプログラム
てっぺんでは、朝礼の目的を次のように掲げています。
・働くことの意味と価値を深め、本気を引き出す。
・元気を爆発させ、スーパーハイテンションにする。
・最高の結果を生むために必要な、最高の状態をつくる。
これをもとに、「スピーチ」や「ナンバーワン」を
スタッフ全員を前に、大きな声で発言していくのです。
これは、自己啓発系のセミナーなどで目にするような
「一つの単語の繰り返し」や「決められた言葉を叫ぶ」といった
洗脳がかったようなものとは異なり、自分の意見を表明するのです。
これに、居酒屋のスタッフとして求められる元気さや明るさを
自然に出せるようにと、日常では体験しない
「大きな声を出し合う」という行為で引き出しています。
かつて自身もチェーン店の店長を任されたものの、
売上の低迷やスタッフとの人間関係で悩んでいた大嶋氏は、
偶然受講したセミナーをきっかけに、こうした朝礼をはじめました。
それは、セミナーの受講により自身の可能性に気づいた大嶋氏が
「何で人が輝くのか」「どうすれば可能性をひきだせるのか」を
問いつづけながら、朝礼でそれを実現させたといえます。
客観視すれば、これら朝礼の光景は、
「アツさ」や「濃厚な人間関係と団結」など
現代人が敬遠しがちなものといえるでしょう。
しかし、独立を志したスタッフが集っているため、
夢に向かい突き進む情熱と同志として心から応援する想いが
自然と団結を生んでいるように感じます。
そして、毎日の朝礼で表明する自分の意見や目標が、
モチベーションを高めることにつながり、
やがては目標達成への強い想いへと磨かれていくように思います。
■ 目的達成のために問いかけ続けることの大切さ
戦後の荒廃した日本を立て直そうと働いた世代。
それは、「仕事=経済発展=日本の復興」という
明確な方程式があり、誰もが同じ目的に向かって進むことで
日本の国全体が急速な¥に経済発展を遂げることができました。
しかし時代は移り、経済は発展期から成熟期に突入しました。
社会のあり方や進むべき方向性は多様化し、
個人がそれぞれ得意とする能力を発揮することを合致させて
会社や組織が発展するような時代となったのではないでしょうか。
もちろん、個人レベルでは
価値観も目的観も大きな個人差が生じていて、
それを仲間や会社と共有することが難しいのが現況といえます。
そんな現代にあって、
企業が一つのブランドのもとに価値観や目的観を共有していくには
ブランドを築きゆく社員にどのようなアプローチをするのかが大切。
企業として、ブランドのポジショニングや理念、進むべき方向を
明快に示すことは当然として、
社員といかに共有できるかを考えていく必要があるのです。
ブランドを築きゆく社員が、『個人としての目標』と
『企業として設定するゴール』をいかにマッチさせるか。
社員一人ひとりが抱く想いや考えをどう発露させ、
それらを共有し、一緒になってブランドを構築していけるのか。
企業がアプローチをする上で、てっぺんの朝礼から学ぶべき
ポイントは数多くあるように感じています。
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企業として、ブランドのポジショニングや理念、進むべき方向を
明快に示すことは当然として、
社員といかに共有できるかを考えていく必要があるのです。
ブランドを築きゆく社員が、『個人としての目標』と
『企業として設定するゴール』をいかにマッチさせるか。
社員一人ひとりが抱く想いや考えをどう発露させ、
それらを共有し、一緒になってブランドを構築していけるのか。
企業がアプローチをする上で、てっぺんの朝礼から学ぶべき
ポイントは数多くあるように感じています。
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[2] 編集後記
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みなさん、こんにちは。
今回は『企業ブランド戦略の成功と秘密』として
居酒屋てっぺんを取り上げましたが、
外食産業では多くのニッポン・チェーンが海外に進出しています。
2日前の日経新聞でも報じられていましたが、
吉野家HDは、中国の市場拡大にも乗りながら
海外で1500店舗をめざすとコメントしていました。
この中国やこれまでも進出が多かった台湾、上海だけでなく
最近ではタイやベトナムなどにもニッポン発の外食チェーンが進出。
新しく完成したショッピングモールなどには
日本のロードサイトでもよく目にする看板が並んでいると
現地に訪れた方からは、よく耳にしています。
もちろん、こうした国々で日本企業が成長していく姿は
歓迎すべきものであり、さらなる伸長を期待しています。
そうした伸長とともに私は、
味や接客といった点でも影響を受けつつ、切磋琢磨しながら
業界全体が盛り上がっていくことを心から願っています。
(小田)
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