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No.192 大きく変わる丸の内エリアを開発する三菱地所のブランド意識
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.11.14
ブランディングニュース 『企業ブランド戦略の成功と秘密』
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みなさんこんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
例年は晴れの日が多く、寒暖の具合もちょうど良いといわれる11月。
このシーズンに結婚式を挙げるカップルも多いようで、
ホテルや式場が近くにあるターミナルでは
華やかなパーティードレスに身を包んだ方をよく見かけます。
さて、今回のブランディングニュース
『企業ブランド戦略の成功と秘密』は、その規模・知名度とも高い
東京駅・丸の内エリアについて取り上げます。
東京駅から皇居までの区画を指す丸の内は、
かつて江戸城を守る大名たちの屋敷があった場所です。
時代は江戸から明治へと移り、この丸の内を市街化するよう
政府の意向を受け着手したのが、現在の三菱地所だそう。
戦災により多くは復元されたものですが、
赤レンガ姿の東京駅は、第一次開発でその姿を表しました。
さらに高度経済成長期には、第二次開発として
ビジネスの中心地にふさわしい高層ビルが次々と登場。
街の機能も整備されていきました。
今回は、この丸の内エリアの第三次開発について、
ブランドを意識した街づくりのコンセプトに
着目していきたいと思います。
丸の内発情報サイト「マルノウチドットコム」(三菱地所)
http://www.marunouchi.com/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
大きく変わる丸の内エリアを開発する三菱地所のブランド意識
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
大きく変わる丸の内エリアを開発する三菱地所のブランド意識
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■ ビジネスセンターゆえの「休日の黄昏感」
東京駅から広がる約111ヘクタールの区画・丸の内。
約4100社が事業所を置き、平日は24万人近くが働く街は
日本を代表するビジネスセンターです。
地方から新幹線で訪れた人は、
目線を遥かに超える高いビル群が車窓から見えると
東京駅に到着したことを実感します。
そんな丸の内エリアは、ビジネスマンにとって必要な
サービスを提供する店舗、都市機能も整備されています。
また鉄道9路線、地下鉄7路線も乗り入れ、
朝夕の通勤ラッシュは、相当の混雑が発生しています。
そんな人が賑わう街でありながら、休日になれば人もまばらに。
第三次開発がはじまった頃は
「丸の内の黄昏」とも表現されていたのです。
仕事が終われば、用事はない。
ビジネスセンターという強いイメージが
街が発展する可能性を大きく阻んでいたのでした。
■ ビジネス以外の魅力を「記憶」「体験」する街へ
「街が変わります」―黄昏の丸の内を変えるべく立ち上がったのは
丸の内という街を100年にわたり築いてきた三菱地所でした。
1998年からはじまったビッグプロジェクトは、
2018年までの20年間、総額9500億円という規模で、
第三次開発といわれています。
もうすでに半分以上の期間が過ぎた丸の内は、どうでしょうか。
ブランディングニュース読者のなかには
その変化を感じている方もいらっしゃると思います。
2002年には丸ビル、2004年には新丸ビルがグランドオープンし、
その後も丸の内オアゾが誕生、仲通りも様相を変えていきました。
入居したショップやレストランは有名店に厳選されており、
集客力が結集し、客が客を呼ぶ相乗効果を生んでいきました。
また象徴的なイベントとして「東京ミレナリオ」を2006年まで実施。
ビジネスセンターというこれまでのイメージとはまったく異なり、
「開かれた街」「人々が交流し賑わう街」という
新しいイメージを印象づけることに成功したといえます。
ビジネスマンが憧れるスタイリッシュ感はそのままに、
明るく採光したショッピング街や
高層階の夜景を生かしたレストランは休日も賑わいつづけています。
■ 「丸の内でないと○○がない」とイメージさせる重要性
三菱地所の担当者は、過去のインタビューでこう答えています。
「『丸の内でないと○○がない』『丸の内なら○○は安心』という
丸の内の特長を際立たせた顧客サイドの街づくりをしていこう」と。
丸の内では、かつて仲通りにブランドショップを誘致した経験が。
有楽町へ人の流れを作り、集客する目的でしたが、
折しも土日が休日になり結局失敗という形になりました。
ショップには集客する力がありましたが、丸の内で働く人でさえ、
そのイメージを一新するものではなかったのです。
そうした失敗に学び、今回の街づくりでは上のような
ブランドを意識し、顧客本位の施策を展開していきました。
顧客の頭に浮かぶ「記憶」「体験」の器。
ブランド意識につながる無形資産の価値を高めるには、
大きな衝撃、感動させるような街の変化が必要です。
こうした新しい街をつくるには、
ソフト・ハードの相互協力が不可欠です。
それを可能にするのは、明確な目標とストーリー、
そして実現に向けた担当者の強い意志ではないでしょうか。
2018年に向けて、まだまだ変わる丸の内。
今後さらに街が生まれ変わっていくことを心から期待します。
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そうした失敗に学び、今回の街づくりでは上のような
ブランドを意識し、顧客本位の施策を展開していきました。
顧客の頭に浮かぶ「記憶」「体験」の器。
ブランド意識につながる無形資産の価値を高めるには、
大きな衝撃、感動させるような街の変化が必要です。
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[2] 編集後記
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みなさん、こんにちは。
今回紹介した丸の内エリアの情報発信サイト
「マルノウチドットコム」も、
上記のようなブランド意識を感じるページとなっています。
見やすいレイアウトで情報が並ぶトップページ。
内容も仕事帰りや休日に愉しめるイベントが中心です。
また関連サイトもベースのレイアウトに統一感を出し
シンプルにまとめられています。
私はこのサイトから、心から楽しんで街づくりを進める
一顧客としての担当者の表情が見えてきました。
良い物を消費者に付与する時代から、
消費者が良いと思えるものを創造する時代へ。
こうした変化を捉えてサイトを構築することも大切です。
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