■ 選ばれるか、選ばれないか ある商品を購入するお客様にとっては 目の前にある商品のどちらを購入しても 手元にはどちらかの商品が手に入ります。 つまり、何かが手に入るわけです。 しかし、商品の供給元のメーカーは まったく違う状況になってしまいます。 「選ばれるか」「選ばれないか」 メーカーにはこの二者択一しか答えは残されていません。 ゼロorプラス この「選ばれるか」「選ばれないか」の繰り返しが 一年後、収益として眼に見える結果になって突き刺さるわけです。 他社よりも選らばれるために・・・ このことについて、すこし具体的な例で考えてみましょう。 ■ ショッピングのパターン あるご婦人の方のショッピングを事例に考えてみましょう。 ご婦人が夕方の食材を買いにスーパーにいきました。 「今日は、じめじめした一日だったから、冷やっこにしようかしら・・」 天気の具合を気にしながらカートを手にして お豆腐のコーナーに向かいました。 豆腐と一言でいってもいろんな豆腐があります。 木綿豆腐、絹ごし豆腐だけではありません。 原材料のこだわり、製造方法へのこだわり、生産地のこだわり 価格も100円以下の豆腐もあれば、数百円の豆腐まであります。 「何にしようかしら・・・」 以前、食べた豆腐の味を思い出しても鮮明に覚えていなく、 彼女にとって、どの豆腐も初対面といったほうが適切でした。 そんな中で手にしたのが 「男前豆腐」 ご婦人は最初、名前のユニークさやパッケージデザインが 気になってこの「男前豆腐」を手にしました。 そして、手元に豆腐を近づけてみていると 豆腐のこだわりの書かれていて、 今すぐにでも食べてしまいたい気分に陥りました。 その後、このご婦人のカートには「男前豆腐」が入っていました。 夕食時、「男前豆腐」はテーブルに出され ご婦人も仕事から帰ってきたご主人も、 わくわくしながらこの「男前豆腐」を一口食べてみました。 口の中にとろける豆腐の濃厚な味が 今までにない体験をもたらしてくれました。 二人の中で「男前豆腐」の味はしっかり記憶に残ったようです。 翌日の近隣の方との立ち話では、 この豆腐のことがもちろん話題になりました。 一度、経験した人の話は、他人の心を揺り動かす最高のストーリーです。 後日、近隣の方は朝刊に挟まれているチラシの「大特価セール」には 目もくれず、スーパーでこの「男前豆腐」を買ったのでした。 もちろん、 このご婦人もご主人も「男前豆腐」のファンになり 他のシリーズ商品も試しています。 ■ ブランドが収益を高める意味について 簡単なショッピングのストーリーですが、 ここからブランディングの役割について考えてみましょう! あまりにも多い豆腐陳列コーナーでこの「男前豆腐」が手にされたのは ・ユニークなネーミング ・手に取りたくなるようなパッケージデザイン 手にした商品を購入行為まで導いたのは ・豆腐のこだわりを説明したキャッチコピー ご婦人とご主人が納得のいく味覚の体験ができたのは ・こだわりの期待感を納得させる味 隣の人にも薦めることができたのは ・豆腐のこだわりを説明したキャッチコピー ・そのキャッチコピーを自ら体験した確信 このご夫妻が他のシリーズも購入し始めたのは ・この豆腐をつくっている製造メーカーの商品は きっと美味しいだろうという期待と保障 つまり、ブランディングは 1)お客様の関心を引き 2)商品を納得させ 3)期待と一致した一貫した商品があり 4)記憶に残るフックの要素があり 5)再購入や他シリーズ発表の際にはすで期待と信頼が備わっています。 ブランド力が高まれば「信頼」を「期待」を得るまでの 時間と費用が軽減できるわけです。 また、お客様の満足を満たす内容であれば 価格の高低に関わらず購入されます。 つまりプレミマム価格でも購入されるわけです。 必要経費の軽減そしてプレミマム価格を具体的に可能にするのが ブランド力です。 ブランド力を高めるノウハウ、つまりブランディングによって 収益性を高めることができるのはこの理由がメインにあげられます。 ■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ● 「選ばれるか」「選ばれないか」の繰り返しが 一年後、収益として眼に見える結果になって突き刺さる。 ● 必要経費の軽減そしてプレミマム価格を具体的に可能にするのが ブランド力。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■