ブランド戦略・ブランディングのアプローチで企業・商品・サービスの魅力が伝わる力を強くする。

No.42 「ロゴなんて会社にいらない!」っ何ていえません。

No.42 「ロゴなんて会社にいらない!」っ何ていえません。


■ 嵐のような情報社会に私たちはいる!
 
 家を出て会社に着くまでの道のり。

 駅まで歩き、
 電車に乗り、
 会社に到着する。

 この間に意識的にまた無意識的に目に入る情報を
 すべて覚えていますか?

 「本当にほしい!」
 「ずっと探していた!」

 と感じた情報はきっと明日でも来週でも覚えている情報として
 記憶されますが、


 そうじゃない
 「必要かな・・・」
 「なんとなくおもしろそうだな・・・」

 といった情報は
 何かのきっかけが無い限り、
 時間と共に忘れてしまいます。


 そんな経験ってありませんか?

 
 一度でもさらっとでもお客様の目に映ったら
 購買行為に連動する記憶へつなげる必要があります。


 「短時間で目にしたものを記憶させる・・・」

 このヒントを与えてくれるのがこちらの書籍です。

 『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方』
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512645/id10branding-22/ref=nosim 

■ 脳に記憶させる仕組み

 この書籍は、

 ・なぜ大人になってからの英語学習は難しいのか?
 ・どうすれば脳の潜在能力を発揮することができるのか?

 といったことがすごくシンプルにまとめられている本で

 あまりにも自分に必要な情報やノウハウが詰まっていたので
 エレベーターに乗りながらでも読んだくらい興味深い内容でした。

 その中に、
 「アンカー」と「トリガー」をつかって記憶しやすい意識状態をつくる方法
 というのが、109ページから紹介されています。


 詳細は実際に本を手にして読んでいただくのがいいと思いますが、
 (本屋に立ち寄れる時間がある人は、立ち読みでもいいので109~113ページを
  読んでください)

 要約すると、

 ・脳に記憶される何らかの意識状態を「アンカー」、
 ・それを引き出す記号などの情報が「トリガー」といい、
 ・「アンカー」と「トリガー」を意図的につくって
  「記憶しやすい状態をつくる
 ということが書かれています。

 本書では
 記憶力をアップするためのリラックスした状態を「アンカー」としています。


 ここでブランディングの話にスイッチしましょう。

 ブランディングとは、
 「お客様や社員を含めたステークホルダーに好意を持ってもらい
  評価を得る」こと。

 これをマーケティングのレベルに落とし込むと、
 「好意や評価を得ることによって他社よりも選ばれる競争力をつけて、
  商品やサービスを販売する」ことになります。

 
 好意や評価を得るためには
 端的にいうとお客様が求めている商品やサービスを提供し、
 お客様にって「素晴らしい体験」「満足した体験」をしていただくことが
 何よりも重要です。

 その上で次に考えるのが
 ・その記憶をどのようにしてお客様の記憶に残すのか?
 ・その体験を記憶の底に沈めたままではなく、必要に応じて思いださせるか?

 ということ。

 この、かつて経験した素晴らしい内容を思い出させることにより
 ・その商品やサービスを再購入したい!
 ・他よりもこっちをまた買ってみたい!

 といったリピート購入につながるのです。

 その、かつて経験した内容や噂が先ほど説明した「アンカー」です。
 脳に記憶された何らかの意識状態。

 今の例だと、
 その商品やサービスによって手にした素晴らしい体験のことといえます。


 素晴らしい体験ですから、何もしなくても記憶されますが、
 より強く記憶するためには仕掛けが必要です。

 その仕掛けが「トリガー」といわれるものになります。


 トリガーには様々なものがあります。
 人間は五感を通して得た経験を記憶していくので

 この五感が感じるものでないといけないわけですが、
 中でも有効的なのが視覚で感じる要素。
 
 ブランディングの立場からいうと
 「ロゴ」といえます。

 ・このロゴを見ると、すっごく美味しかったイタリアン料理を思い出す。
 ・あのロゴを見ると、おしゃれでハイクラスなひと時を思い出す。
 といった具合に。

 自分が経験していなくても、

 ・あっ!あのロゴって雑誌で紹介されていた高級スイートのお店だよね。
 ・そうそう、このロゴって今注目されてるジュエリーでしょう。
 のように、以前耳にした噂の記憶(アンカー)をロゴ(トリガー)を通して
 思いださせることができるのです。

 
 ちょっとイメージしにくい構造かもしれません。

 でも、すごく大事なことなので是非理解してくださいね。

 また、これからも本メルマガで様々な事例をつかって
 この構造はご説明していきますので

 万が一、分からない・・・

 状態であってもご安心ください。

 
 さて、トリガーになるロゴに話を戻したいと思います。

 このロゴですが、一口にロゴといっても私たちが目にするロゴには
 様々なものがあります。
 
 様々なもの・・・

 つまり、役割が違うもの、クオリティーが違うものなどなど。

 ロゴといっても
 ブランディングにふさわしいロゴとそうではないロゴとはあるんです。

 ロゴが大事だから何でもいいからつくればいい!

 ってもんじゃありません。

 ブランディングの役割を担うロゴ・・・

 これについては次回お伝えしたいと思いますのでお楽しみに・・・





■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● かつて経験した素晴らしい内容を思い出させることにより
   ・その商品やサービスを再購入したい!
   ・他よりもこっちをまた買ってみたい!
   といったリピート購入につながる。

 ● 素晴らしい体験を思い出させるトリガーの役割をロゴが担うことによって
   競争力を強める。

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