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No.44 ボストンの街の観光客を楽しませるこんな仕掛け

No.44 ボストンの街の観光客を楽しませるこんな仕掛け


■ 観光名所が点在している街

 ボストンは、1630年にイギリスからの移住民が到着した土地。

 イギリスの名残として今でも街のいたるところに
 赤いレンガ造りの建物を見ることができます。


 市内には、歩いていける範囲内に、
 史跡、美術館、ショッピングといった
 観光ポイントが集まっているので観光客には嬉しい話です。


 しかし・・・

 観光客は時間が限られている・・・といった悩みがあります。

 限られた時間内に街を知りたい、
 街を効率的にまわりたい、

 とどうしても思ってしまいますね。


 そんなニーズにボストンの街が用意しているもの、
 それが「フリーダムトレイル」です。



■ フリーダムトレイルって?

 フリーダムトレイルって訪れた方だと
 なるほど、あれね!

 と気づかれると思います。

 そう、
 アメリカの独立の歴史的な観光名所を歩いて回る観光コースのことで、

 観光客が一人でもゆっくりと自分のペースで回れるように
 出発地点からゴールまで赤いレンガやペンキで歩行コースが記されています。

 ボストンの街を歩いていると
 たくさんの方がこのフリーダムトレイルを使って
 ボストンの街を学びながら散歩しているのをよく見かけます。


 ちなみに、このフリーダムトレイルは全長約5キロの歩道コースで
 全部で21ヶ所の名所を見ることができます。

 詳細は、近くの本屋にあるボストンの観光ガイドブックをみてくださいね。


■ 観光客の望み・・・

 観光客が史跡を回りながら見るには、
 その街を良く知ったガイドさんについていきながら
 話を聞くのがよくあるパターン。

 観光ガイドの場合、自分で本を読んで学ぶよりも
 その土地に詳しい人が教えてくれるので
 短時間でその土地を知ることができるといった利点があります。
 
 しかし、一般的に観光ガイドはグループ行動なので

 ・自分たちのペースで回れない
 ・決められた時間からスタートになる
 ・途中で棄権できないし、途中から参加できない
 ・コースの逆からいけない

 といった課題があります。

 そんな課題にフォーカスし、
 個人のスケジュールに合わせて要領よく街を見て回れるので、
 このフリーダムトレイルは観光客に人気が高いんです。


 必要であれば、2ドルでガイドさんがフリーダムトレイルを使って
 市内を説明してくれます。


■ ニーズをうまくつかんだ観光ガイドの一工夫

 観光客の悩みとニーズをうまくつかんだフリーダムトレイル。

 今日一日を市内観光したいけど
 何をみたらいいんだろう・・・

 っていう悩みも、このフリーダムトレイルに沿って歩けば   
 問題解決!というわけです。


 しかも・・・・

 フリーダムトレイルの目印は赤いレンガやペンキで記された歩道なので、
 街並みにフィットしています。


 「時間がないけど要領よく観光名所を回りたい」

 そんなニーズに対して、どうやって適切に応えていくことができるのか・・・
 を軸に工夫を考えることによってひらめきを得て、
 観光客の心を打つ一工夫ができるのです。


 地元地域の観光斡旋の責務を与えられたら
 あなたなら何からはじめますか?



■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● 「時間がないけど要領よく観光名所を回りたい」
   そんなニーズに対して、どうやって適切に応えていくことができるのか
   を軸に工夫を考えることによってひらめきを得て、
   観光客の心を打つ一工夫ができる。

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