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No.62 単一商品で世界展開!「レッド・ブル」

No.62 単一商品で世界展開!「レッド・ブル」


■単一商品で世界展開を成し遂げた「レッド・ブル」

 私が初めてレッド・ブルを見たのは、
 今から十数年前の留学中でした。

 「青」と「シルバー」のパッケージに、2頭の牛がぶつかり合っているロゴ。
 同年代の友人が、美味しそうに飲んでいました。

 「何なの?これ?」

 そう思いながら、私も1本購入。早速、口にしました。

 「これってオロナミンCやん!」

 それが私の第一印象でした。

 
 留学後、世界32ヶ国を飛び回ることになりましたが、
 「オロナミンC」はなくても、「レッド・ブル」はどこにいっても
 あったと思います。

 どこにでもあるんです。

 調べてみたら世界130ヵ国以上。


 「まるでコカ・コーラみたいな会社やな・・・」
 と思っていましたが、調べると、何と・・・

 単一商品で世界展開しているんです。

 シュガーレスのレッドブルなどがあるので、
 ほぼ単一商品で・・といったほうが正しいですね。

 2006年は、30億本を販売し、売上高は26億ユーロだそうです。


■「レッド・ブル」のターゲット顧客は?

 「単一商品でどうしてそこまで成長したの?」

 誰もが知りたいことだと思いますし、
 私もじっくりと調べてみたいのですが、
 今回はその中でもターゲティングに絞ってみたいと思います。

 ターゲティング・・・。

 お客様を特定することですが、
 ここでちょっと余談です。

 「絞りこむ」という表現もありますが、
 「絞り込む」だと、お客様の数を制限するイメージが強いので、
 「特定する」といったほうが伝わりやすいかもしれませんね。


 では、
 このレッド・ブルが特定しているお客様はどんな人たちなんでしょうか?

 レッド・ブルというとF1をはじめ、様々なスポーツを連想すると思います。
 エネルギッシュで、かっこいいスポーツばかり・・・

 そうなんです。

 レッド・ブルの特定したお客様はかなり洗練されています。

 私なりの理解だと、
 ・都会的で洗練されたプロ意識に共感する若者
 になります。

 そう思うと、パッケージも、プロモーションも、もちろんホームページも
 「なるほど・・・」って感じませんか?

 ターゲットに共感を得るマーケティング戦略が
 お客様の心に火をつけているようです。


■「レッド・ブル」の戦略から学ぶこと!

 「費用があるからできるんだよ!」

 そういわずに今あなたができることを考えてみましょう。


 これだけの売上を出しながら、扱っている商品は数種類。
 1種類といっても過言ではありません。

 商品の拡張をせず、資本も人も設備も情報も、
 特定の商品に徹底的に集中しています。

 これでもか!これでもか!っていうくらいに。

 
 あなたの会社の「これ!」っていう商品は何ですか?

 ないときは、
 まずこの「これ!」っていう商品を見つけることからはじめてみましょう。

 そこに突破口が見えるかもしれません。



■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● ターゲットに共感を得るマーケティング戦略が
   お客様の心に火をつけている

 ● 商品の拡張をせず、資本も人も設備も情報も、
   特定の商品に徹底的に集中

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