■ 食べる前からうっとり・・ 高級感漂う、とらやのパッケージをあけると こんなしおりがありました。 和菓子は「五感の総合芸術」といわれています。 視覚-美しい情景を思い起こさせる姿。 聴覚-趣深い優雅な菓銘の響き。 嗅覚-和菓子に包みこまれたほのかな香り。 味覚-口に含めば広がるまるやかな美味しさ。 触覚-楊枝で切る時の感触、舌ざわり。 五つの繊細な感覚が重なり合って、 小さな和菓子に大きな広がりが生まれるのです。 今回、私の著作でもまとめましたが、 人間は五感を通じてでしか情報を収集しません。 ならば、 その五感に最適な情報を伝えることが お客様から喜ばれる最も効果なことです。 ふとした小さなしおりですが、 食べる前には気になって読んでしまいます。 食べる前から期待感を高揚され、 どんな体験が感じられるのだろう・・・って 嬉しい想像をしてしまいますね。 食べる前からうっとりしたひととき。 そんな経験の繰り返しが「とらや」ブランドを守ってきたのでしょう。 ■ つくる技術と伝える技術 日本の技術は世界的にみてもハイクラス。 全ての業界において「ものづくり」の技術は一級です。 平均値がとにかく高い! 世界に出てみて、いろんな国を見て回ると その高さに驚くと思います。 日本が生んだ土壌です。 しかし、 その反面、伝える技術は・・・というと同じだけの値とはいえません。 「いいものさえつくれば、お客様は分かってくださる」 そんな暗黙の知があるのかもしれません。 「つくる技術」と「伝える技術」 競争が激しくなるからこそ、その両方が求められています。 ■ 言葉で表現してみましょう あなたの会社はどんな商品を販売していますか? そんなサービスを提供していますか? 今さら・・・そんなの・・・ なんて言わないで、一度口にだして、言葉にしていってみてください。 そして紙に書いてみてください。 すらすら書けた方はそれほどいなかったのではないでしょうか? そんなときは、 冒頭のとらやの「お菓子のしおり」を思い出してください。 そして、もう一度トライしてみましょう。 「お客様は分かってくれる・・・」なんて思っていると、 どんどん他社に置いていかれます。 ■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ● 食べる前からうっとりしたひととき。 そんな経験の繰り返しが「とらや」ブランドを守ってきたのでしょう。 ● 「つくる技術」と「伝える技術」 競争が激しくなるからこそ、その両方が求められています。 ● 「お客様は分かってくれる・・・」なんて思っていると、 どんどん他社に置いていかれます。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■