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No.64 「とらやの和菓子」には感性を揺さぶるこんな言葉が・・・

No.64 「とらやの和菓子」には感性を揺さぶるこんな言葉が・・・


■ 食べる前からうっとり・・

 高級感漂う、とらやのパッケージをあけると
 こんなしおりがありました。




 和菓子は「五感の総合芸術」といわれています。

 視覚-美しい情景を思い起こさせる姿。

 聴覚-趣深い優雅な菓銘の響き。
 
 嗅覚-和菓子に包みこまれたほのかな香り。

 味覚-口に含めば広がるまるやかな美味しさ。

 触覚-楊枝で切る時の感触、舌ざわり。

 五つの繊細な感覚が重なり合って、

 小さな和菓子に大きな広がりが生まれるのです。




 今回、私の著作でもまとめましたが、
 人間は五感を通じてでしか情報を収集しません。

 ならば、

 その五感に最適な情報を伝えることが

 お客様から喜ばれる最も効果なことです。


 
 ふとした小さなしおりですが、

 食べる前には気になって読んでしまいます。


 食べる前から期待感を高揚され、
 どんな体験が感じられるのだろう・・・って
 嬉しい想像をしてしまいますね。


 食べる前からうっとりしたひととき。

 
 そんな経験の繰り返しが「とらや」ブランドを守ってきたのでしょう。



■ つくる技術と伝える技術

 日本の技術は世界的にみてもハイクラス。

 全ての業界において「ものづくり」の技術は一級です。

 平均値がとにかく高い!

 
 世界に出てみて、いろんな国を見て回ると
 その高さに驚くと思います。

 日本が生んだ土壌です。


 しかし、

 その反面、伝える技術は・・・というと同じだけの値とはいえません。

 「いいものさえつくれば、お客様は分かってくださる」

 そんな暗黙の知があるのかもしれません。

 
 「つくる技術」と「伝える技術」


 競争が激しくなるからこそ、その両方が求められています。

 

■ 言葉で表現してみましょう

 あなたの会社はどんな商品を販売していますか?

 そんなサービスを提供していますか?

 
 今さら・・・そんなの・・・

 
 なんて言わないで、一度口にだして、言葉にしていってみてください。

 そして紙に書いてみてください。

 
 すらすら書けた方はそれほどいなかったのではないでしょうか?


 そんなときは、

 冒頭のとらやの「お菓子のしおり」を思い出してください。

 そして、もう一度トライしてみましょう。


 「お客様は分かってくれる・・・」なんて思っていると、
 どんどん他社に置いていかれます。
 


■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● 食べる前からうっとりしたひととき。
   そんな経験の繰り返しが「とらや」ブランドを守ってきたのでしょう。

 ● 「つくる技術」と「伝える技術」
    競争が激しくなるからこそ、その両方が求められています。

 ● 「お客様は分かってくれる・・・」なんて思っていると、
    どんどん他社に置いていかれます。

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