ブランド戦略・ブランディングのアプローチで企業・商品・サービスの魅力が伝わる力を強くする。

No.70 グリーティングカードで100年の歴史「ホールマーク」

No.70 グリーティングカードで100年の歴史「ホールマーク」


■ 北米で老舗のグリーティングブランドといえば・・・

  アメリカやカナダでは、結婚式、誕生日、父の日、母の日、など
  機会あるごとにカードを贈ります。

  日常生活の習慣の一つといった感じです。

  
  感謝の想い、お祝いの想い、喜びの想い・・・

  感情のコミュニケーションに注目して1910年に事業をスタートしたのが
  ホールマークです。

  アメリカでは45,000店以上のお店で、世界では何と40,000商品が、
  100カ国以上、30言語で販売されているんです!


  最初、絵葉書の販売でスタートしたホールマーク。
  その後、グリーティング関連商品を販売し、
  2006年の売り上げは、41億ドル、日本円で約4,510億円。

  グリーティング関連のみで約4,510億円の売り上げですから、
  販売規模の大きさに驚かされます。
  
  
  私が今回注目したいのは創始者、J.C.Hall氏のポリシー、そして
  ホールマークブランドが根幹にしている哲学です。

  ポリシーや哲学が基盤にあって生まれるクリエイティブ作品の数々。
  このポリシーや哲学を中心にして事業を拡大しています。
  

■ 「Enriching Lives(生活を豊かにする)」

  J.C.Hall氏は次のようにいっています。※id10訳

 「もしお金儲けだけのアイデアでビジネスをはじめたら、
  そのチャンスを手にすることはできない。

  しかし、サービスやクオリティを最優先にすると
  お金は自然と生まれる。

  本当に望まれている第一級の商品を提供することは、
  お金持ちになるよりも、何よりも強い成功へのモチベーションだ。」


  生活を豊かにしたい・・・その豊かさとは物質的なものよりも
  人と人が交わすコミュニケーションに込められた想いのこと。

  その想いをカードというカタチし表現しているのがホールマークです。
  

  相手を思いやる関わり合いの人生に生きることこそ
  人が本来持っている願い・・・

  ホールマークは、自社のミッション(使命)を、
  人々の生活を豊かにすることです、と宣言しています。

  そして、その豊かさは人へのお祝いの気持ちの中に生まれると
  説明しています。
  

■ 日常生活の喜びに注目した事業展開

  ホールマークのビジネスは、グリーティングカード以外にも、
  ラッピングやプレゼント用の箱、アルバムなどを販売しています。
  まさにお祝い専門のビジネスです。

  目に見えないものを目に見えるものにしていくビジネスです。
  受け手がどんな言葉やデザインだと心に響くのか・・・・

  受け手のフィーリングをあらゆる角度から想像しないと
  ビジネスとして成り立つカードが作れません。


  喜びやお祝いの気持ちをカタチにするビジネスだからこそ
 「相手への想い」を中心にした創始者の哲学やポリシーが受け継がれて、

  その結果、
  お客様にもその想いは届き、ビジネスが成功していると私は見ています。


■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ●「もしお金儲けだけのアイデアでビジネスをはじめたら、
   そのチャンスを手にすることはできない。

   しかし、サービスやクオリティを最優先にすると
   お金は自然と生まれる。

   本当に望まれている第一級の商品を提供することは、
   お金持ちになるよりも、何よりも強い成功へのモチベーションだ。」

 ● 喜びやお祝いの気持ちをカタチにするビジネスだからこそ
  「相手への想い」を中心にした創始者の哲学やポリシーが受け継がれて、
   その結果、
   お客様にもその想いは届き、ビジネスが成功していると私は見ています。
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