ブランド戦略・ブランディングのアプローチで企業・商品・サービスの魅力が伝わる力を強くする。

No.72 「±0(プラスマイナスゼロ)」から学ぶコンセプトをカタチにする商品開発

No.72 「±0(プラスマイナスゼロ)」から学ぶコンセプトをカタチにする商品開発



■ お客様の関心を引く

 「ブランド力が強い!」と評価されている会社や
 その会社が提供している商品を見てみると、

 溢れるような情報量の中にあっても埋もれていません。

 
 「らしさ」が消費者の五感に強烈にアピールしているからです。


  ・購入前に感じる将来の心地いいイメージ。
  
  ・購入後に感じる商品を使用するまでの期待感。

  ・使用中に感じる期待を超えた満足感。

 
 五感の一つひとつを包み込むようにして様々な仕掛けを組み立てている
 ブランド力が強い会社や商品ですが、

 その「らしさ」のスターティングポイントは日常生活の中にあります。


 ±0(プラスマイナスゼロ)のそのひとつ。

 タカラ(トミーとの合併後はタカラトミー)、ダイヤモンド社、そして
 プロダクトデザイナー・深澤直人氏の共同事業から生まれた
 家電・雑貨ブランドです。

 
 世の中にあるすべてをリセットして
 欲しかった・・・・そんな商品をカタチにしています。


 欲しかったけど、今までなかった・・・

 そんな意外性がお客様の関心を引いています。


 グッドデザイン賞を受賞した

  ・電気シャーポット
   http://www.plusminuszero.jp/collection/second/2nd02_hotwater.html

  ・コードレス電話機
   http://www.plusminuszero.jp/collection/second/2nd09_phone.html

  ・空気清浄機 
   http://www.plusminuszero.jp/collection/third/3rd03_purifier.html


 を見ていると、理屈抜きでもっと近くで見てみたい、手にとってみたい・・
 って思ってしまいます。


 文頭でお伝えした加湿器は、なんとニューヨーク近代美術館の
 パーマネントコレクション(永久収蔵品)に選出されたそうです。


 
■ ±0(プラスマイナスゼロ)のコンセプト

 この±0(プラスマイナスゼロ)のコンセプトは

 「ありそうでなかったもの」


 ±0(プラスマイナスゼロ)の商品群を一つひとつ見てみると
 マグカップ、トースター、電子計算機、ゴミ箱など、
 日常生活で普通に使っているものです。

 特別な機能がついた商品でも何でもありません。
 普段の生活で普通に使用しているもの、つまり日常品です。

 
 この日常品を、無意識に手にしたい・・・って感じさせるレベルまで
 高めているのが、±0(プラスマイナスゼロ)なんです。

 消費者が「こんなものが欲しいな・・・」って思っていることを
 深澤直人氏のデザイン力がカタチにしてくれています。

 
 「ありそうでなかったもの」

 朝起きてから、夜寝るまでの生活を振り返ってみると
 「こんな商品が欲しいな・・あるといいな・・・」って感じることは
 ありませんか?


 技術力以外の付加価値力でも勝負する±0(プラスマイナスゼロ)。

 これから発表されるコレクションは見逃せません。



■ コンセプトがカタチになるまでの流れを学ぶ±0(プラスマイナスゼロ)
  のブログ

 この±0(プラスマイナスゼロ)は東京・青山に直営店がありますが、
 店長さんがブログを更新しています。
 http://www.plusminuszero.jp/aoyama/blog.html


 ±0(プラスマイナスゼロ)のスタッフとして、
 また、一人の消費者として、
 ±0(プラスマイナスゼロ)の「らしさ」を語ってくれています。

 ブランドのコンセプトから外れず、
 目に見えない(invisible)コンセプトを
 目に見える(visible)商品にしていく過程を学ぶことができます。

 
 商品一つひとつに込められた想いを知ると、
 ますます±0(プラスマイナスゼロ)が欲しくなってきます。

 

■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● 「ブランド力が強い!」と評価されている会社や商品は
   溢れるような情報量の中にあっても埋もれていない。

   「らしさ」が消費者の五感に強烈にアピールしているから。

   ・購入前に感じる将来の心地いいイメージ。
   ・購入後に感じる商品を使用するまでの期待感。
   ・使用中に感じる期待を超えた満足感。

   五感の一つひとつを包み込むようにして様々な仕掛けを組み立てている。

 ● 無意識に手にしたい・・・って感じさせる、
   ありそうでなかった日常品を提供しているのが±0(プラスマイナスゼロ)

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