ブランド戦略・ブランディングのアプローチで企業・商品・サービスの魅力が伝わる力を強くする。

No.73 パッケージデザインの刷新「青島ビール」

No.73 パッケージデザインの刷新「青島ビール」


■ 世界でもっとも知られた中国ビール

 日本でも有名な青島ビールは、世界的に知られた中国ビール。
 中国十大国際ブランドにも選ばれました。


 100年以上の歴史と知名度で
 青島ビールブランドは成長してきましたが、
 北京オリンピックを前に中国のビール市場は激化しています。

 
 老舗の強みだけに頼って現状維持のままでは市場から後退していまう・・・

 そんな心配を払拭するために、
 青島ビールはグローバル戦略を念頭に入れた戦略を実行しました。


 その中で注目したいのは、
 
 「製品」⇒「ブランド」

 つまり、「製品としての商品」から「ブランドとしての商品」へと
 まずは社内の認識を改めていったことです。

 これまでお客様が持っている「青島ブランド」のイメージは
 「品質はいいけど古い」といったものが強かったのですが、

 北京オリンピックを前に「モダンで楽しい」といったイメージを
 お客様に持ってもらうよう試みました。



■パッケージデザインを刷新

 ビール業界のタッチポイントの中から最も影響度が高いポイントといえば、
 パッケージデザインです。

 ビールそのものを飲む前からビールの味覚を伝えています。

 店頭では様々なブランドのビールが陳列されているので
 その中でも存在感を示すのが大事。

 パッケージデザインを開発するときに必須なのが
 複数の他社のパッケージと一緒に並べて
 存在感があって伝えたいコンセプトが感じられるかどうかが要点。

 今回の新パッケージデザインは
 老舗の価値に「モダン」「楽しい」という新しい価値を
 ミックスさせています。

 北京オリンピックという一大イベントでどう力を発揮するのか?
 が見ものです。



■ブランドの認識を広げるには社内変革が必須

 ブランド戦略は一見、デザイン戦略やイメージ戦略と
 思われていますが、それは間違いです。

 デザインもイメージもブランド戦略の一部ですが、
 すべてではありません。

 
 今回の青島ビールの場合、
 ブランドイメージの刷新のため
 パッケージデザインをリニューアルしましたが、

 その変化がどのような意義があって 
 トップはどのような想いで決行したのかを
 社員に伝えているかどうかが大きなターニングポイントになります。

 
 パッケージのリニューアルは
 社外はもちろんのこと、社内にも大きな影響を与えます。

 社員が新しいパッケージを見たその時に
 トップの決意も伝わる仕組みがあるかどうか・・・。


 もし御社が近日中に社運をかけたパッケージのリニューアルを
 考えている場合、
 
 パッケージのリニューアルだけでなく、
 そのタイミングを無駄にしない社内教育を検討してください。

 二度とこないタイミングかもしれません。
 社員のモチベーションや積極性が強まると
 売上は大きな変化をもたらします。

 そのタイミングを最大に活用するのが
 ブランディングを軸にした経営戦略です。

 

■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● パッケージデザインのリニューアルが、
   どのような意義があってトップはどのような想いで決行したのかを
   社員に伝えているかどうかが大きなターニングポイント。

 ● 社運をかけたパッケージのリニューアルは、
   社員のモチベーションや積極性を強くするチャンス。

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