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No.86 「ティファニー」らしさを演出しているこんな工夫

No.86 「ティファニー」らしさを演出しているこんな工夫


■ 1837年に生まれたティファニー

 ティファニーは1837年に創業されたステーショナリーとファンシーグッズの
 お店がその始まりです。

 ティファニーといえば、
 ・純度92.5%のスターリングシルバーを初めて発表
 ・アブラハム・リンカーンの大統領就任式で授与されるピッチャーのデザイン
  の依頼を受ける
 ・パリの万国博覧会でアメリカ企業では初めて優秀賞を授与される
 ・プラチナの純度基準がアメリカの公式な純度基準になる

 などなど、ジュエリーデザインの美しさだけでなく
 アメリカ史上に刻まれる革新的な取り組みをおこなってきました。

 
 ティファニーのジュエリーといえば、
 知らない人がいないほどの代表作オープンハートが有名ですが、

 そのオープンハートをますます魅力的にしてくれるのが、
 ティファニーブルーと呼ばれる独特の澄んだブルーです。

 パッケージにも
 ペーパーバックにも
 広告にも
 このティファニーブルー使われています。


■ 「ティファニーブルー」はティファニーのシンボル

 このティファニーブルーが使われ始めたのは1837年ごろ。

 ティファニーの信頼とクラフトマンシップを表現する象徴的な色として
 選ばれました。

 ・信頼性
 ・高級感
 ・エレガンス
 ・洗練性
 を感じさせるブルーの色。

 このティファニーブルーを見るだけで、
 「あ!ティファニー」と分かるまでになっています。

 しかし・・・

 カラーだけで、しかも一色だけで特定のイメージを表現することは
 非常に難しいのが現実です。

 国や文化によってカラーが持つイメージが異なり、
 もちろん個々人によっても連想するイメージは異なります。

 その中にあって、

 万民の人に、特定にイメージを持っていただくためには
 それなりの工夫が必要です。

 ティファニーを例にして分析したいと思います。


■ 様々な要素の集合体

 ティファニーは、ティファニーブルー以外に他の要素も必ず使われていますね。

 それは・・・

 高級間のあるホワイト。

 ボックスではリボンの部分で見受けられます。


 このティファニーブルーとホワイトを
 うまく展開してティファニーらしさを演出しています。

 ブルー単独では「安っぽさ」が感じられる可能性があるので、
 他の色の組み合わせとそのカラーの使用比率で
 「信頼性」「高級感」「エレガンス」「洗練性」を表現しています。

 また、
 ロゴが持つパワーも忘れていはいけません。
 ティファニーのロゴを見るだけで、
 他とは一線を引いた独自の世界観が伝わってきます。

 コピーライティングも写真も、もちろん商品も
 すべてが重なりあってティファニーらしさ、
 ティファニーのアイデンティティを作り上げているんです。
 
 パッケージや広告もよ~く見てください。
 ごちゃごちゃした煩雑なものではなく、余裕ある「スペース」の使い方。

 
 ティファニーブルーから「ティファニー」を連想させるには
 単なるカラーの選定ではなく、様々な工夫と知恵の集合体のおかげで
 ティファニーの世界観はつくられているんです。



■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● ブルー単独では「安っぽさ」が感じられる可能性があるので、
   他の色の組み合わせとそのカラーの使用比率で
  「信頼性」「高級感」「エレガンス」「洗練性」を表現しています。

   ティファニーブルーから「ティファニー」を連想させるには
   単なるカラーの選定ではなく、様々な工夫と知恵の集合体のおかげで
   ティファニーの世界観はつくられているんです。

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