■ 1950年の発売から継承されていことと変化したこと まだ私が生まれる以前のこと。 団塊世代といわれる時代に誕生したのが 「サントリーウィスキーオールド」です。 小さいころ、父親が嬉しそうに飲んでいたお酒、 あの独特の形をしたビンを明確に覚えています。 その「サントリーウィスキーオールド」が 昨年、7年ぶりにリニューアルしました。 リニューアルといっても ・新しく変化する部分 ・変化してはいけない不変の部分 を見極めなければいけません。 時代のニーズに合わせた変化・・・ ・シェリー樽原酒を強くして、味わい深く ・ラベルの赤色は光沢のあるものからマットの質感の素材へ変えた ・「サントリーウィスキーオールド」に「ザ(THE)」をつけて 最高のオールドをつくる意思を表明した それとは逆に変えてはいけない継承すべきこと・・・ ・ボトルの形状 ・ラベルのベージュ色 ・ラベルに印刷された「寿」の文字 リニューアルと一言でいっても、 やるべきこととやっていはいけないことの判断の 繰り返しの中で新しいカタチが生まれてきます。 ■ ブランドのリニューアルとは変化と一貫性の双方のアプローチ 「ザ・サントリーウィスキーオールド」以外にも 世の中にはリニューアルしたブランドがたくさんあります。 ・長年の顧客層だけではなく、若い世代を取り込むためのリニューアル ・低下してきたブランド力を再生するためのリニューアル ・ポジショニングをかえるためのリニューアル そのゴールや目的は、プロジェクトの目的によりますが、 共通していることは、 「過去」「現在」「未来」という時代の軸と同時に 「これまで蓄積してきた価値」「これから蓄積していく価値」 を常に頭の中に入れてあらゆる角度から探していくこと。 まさにリニューアルとは変化と一貫性の双方のアプローチが必要だと 思っています。 その結果、 これまでのお客様からはますます愛され、 これからのお客様には愛着を持っていただくことができる のでしょう。 ブランド戦略というと、 何か新しいことをして社会へのインパクトを与えること、 と思っている方が多いようですが、 これまで蓄積してきたことに価値があるという信念で ブランディングのポジショニングを探求することに重要なポイントが 隠されています。 ■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ● リニューアルと一言でいっても、 やるべきこととやっていはいけないことの判断の 繰り返しの中で新しいカタチが生まれてきます。 ● ブランド戦略というと、 何か新しいことをして社会へのインパクトを与えること、 と思っている方が多いようですが、 これまで蓄積してきたことに価値があるという信念で ブランディングのポジショニングを探求することに重要なポイントが 隠されています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■