■ 1983年に本格的に導入したミネラルウォーター市場は20倍以上に拡大 「何で、水なんかにお金を払わないといけないの?」 なんて思っていたと記憶にある人は多いんじゃないでしょうか? 一昔までは、お金を払ってまで水を買うのはお父さんが飲む 「ウィスキー」くらい・・・ 水道水は飲めるのに、わざわざお金を払うことなんて考えられない・・・ そんなイメージの「水」でした。 しかし・・・ 1983年に本格的にミネラルウォータが登場。 その後、25年がたち、何と市場規模は20倍以上の1905億円! 国内参入メーカーは100種、輸入メーカーも含めると500種にもなります! 中には、 720mlのペットボトルが1本1万円近いという 超・高級ミネラルウォーターもあるそうです。 単にのどが渇いたから・・・じゃなくて、 「健康のため」というニーズも増加しています。 ■ ミネラルウォーターのポジショニング ミネラルウォーターといえば、 早々より販売されている「六甲のおいしい水」をはじめ 「ボルビック」 「ペリエ」 「コントレックス」 「キリンアルカリイオンの水」 などなど。 ミネラルウォーターを買いにコンビにいくとどれにしようか 迷ってしまいますね。 そんなミネラルウォーターですが、 様々な軸で見るとそれぞれの特徴が見えてきます。 例えば・・・ 「硬水」×「軟水」 「国内品」×「輸入品」 「酸性」×「アルカリ性」 また、これらのような機能的な切り口だけではなくて 「連想するイメージ」でも分類できますね。 「スタイリッシュ」 「やさしい」 「クール」 「健康的」 最初にお伝えした機能的な要因は、水そのものの特徴ですから 変えることができません。変えてしまうと虚偽になりますから ありえませんね。 でも「連想するイメージ」は水そのものの特徴ではなく 伝える側の手腕によるもの。 伝える側次第で、どのようにも変化するわけです。 いくらいいものであっても、適切に伝えなければお客様には届きません。 届かないと・・・購買行為まで影響を与えることはできないんです。 この購買行為まで影響を与える「連想するイメージ」とは・・・ この答えを紐解くところに、機能性を変えずに、 差別的で独自性をつける方法が見えてきます。 「ブランド戦略」とはこの答えのことなんです。 ■ 「スタイリッシュ」を作り出す「エビアン」 例えば、スタイリッシュなイメージではダントツトップの「エビアン」。 採水される鉱泉がエビアン・レ・バン近郊のため「エビアン」と ネーミングされましたが、 その名前を聞くだけで、フランスのリゾート地が浮かんできますね。 しかし・・・名前だけでは「連想するイメージ」はまだ弱い。 名前はあくまで「器」と思ったほうがいいと思います。 つまり、器の中に入る「評価」を作っていかなくてはいけません。 「評価」をつくっていくには様々な手法や仕掛けがありますが、 今回は、エビアンのボトルに注目です。 今では定番になったエビアンの「Year Bottle(イヤーボトル)」。 一年に一度、記念につくられるのがこのイヤーボトルですが、 エビアンのイヤーボトルはかなり力が入っています。 ・水滴デザイン ・アルプスのイメージ などなど。飲まなくてもいいから部屋に置いておきたくなるカタチです。 何と!コレクターも存在するほどです! お客様が直接手にするボトル。 タッチポイントの視点からいっても非常に重要はアイテムです。 このアイテムに注目し、 自らのブランド力を高めているエビアンブランド。 本来、その商品が提供しているもの以外の価値を生むにはどうすればいいのか・・ エビアンブランドのイヤーボトルから 新しい切り口を見つけることができそうですね。 ■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ● お客様が直接手にするボトル。 タッチポイントの視点からいっても非常に重要はアイテムです。 このアイテムに注目し、 自らのブランド力を高めているエビアンブランド。 本来、その商品が提供しているもの以外の価値を生むにはどうすればいいのか・・ エビアンブランドのイヤーボトルから 新しい切り口を見つけることができそうですね。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■