ブランド戦略・ブランディングのアプローチで企業・商品・サービスの魅力が伝わる力を強くする。

No.95 新生「NTT docomo」に込められたもの

No.95 新生「NTT docomo」に込められたもの



■ 「NTT docomo」が新しくなります!

 NTT Docomoといえば・・・
 携帯電話の草分け的存在。

 新しい時代を切り開くブランドとして1988年に登場しました。
 「どこ(で)も話せる」の意味で、かつ、
 Do Communications Over The Mobile Newtworkの頭文字から生まれた名称。

 今は全国に5300万人をユーザーに持つ大企業ですが、
 その「NTT docomo」が7月1日より新しい企業の顔で登場します!

 新しい顔・・・

 これまでの「NTT docomo」はauやソフトバンクに比べると
 どうしても伝統的なイメージが払拭できず、
 堅い・・・イメージが残っていました。

 情報を提供するといったメーカー側の視点から
 お客様の視点に立ったユーザーフレンドリーな会社へ。

 先日「新ドコモ宣言」を発表し、
 これまで重視してきた新規契約者獲得から、
 既存のお客様へのサポート重視する方針へと変更します。

 その宣言を目で見えるカタチに表現したのが
 新ロゴマークと新カラー。

 これまでのアイデンティティを払拭し、
 新しい決意を感じますね。 

 
■ コカ・コーラトップが分析する「NTT docomo」の課題

 4月18日に開催された「新ドコモ宣言」の発表には、
 日本コカ・コーラ代表取締役会長で「NTT docomo」の特別顧問も登壇し、
 「NTT docomo」の課題を端的にまとめて公表していました。

 ・新規顧客への過度な集中
 ・キャリア主導の成長戦略
 ・「お客様の声」を理解し、活用する仕組みの分散
 ・統合的マーケティング・サイクルの欠如
 ・組織の非効率(縦割り、個別最適化、プロセスの複雑化)
 ・成功体験に基づく風土

 さすが世界ナンバーワンのブランド価値を持つコカ・コーラブランド。
 ブランドの強化が企業価値の拡大につながらなければ意味がなく、
 そのブランドの強化とは
  ・お客様の視点に立った組織体制
  ・お客様との絆の強化
 を実行できることと主張されています。

 また・・・

 見え方だけ変わってもだめで
 企業戦略そのものが変わらないといけない、体質を変えなくてはいけない・・・
 そう言及されています。


■ 新しい「NTT docomo」への期待

 これだけ大きくなった企業が、
 ロゴを刷新するとなるとその切り替え作業だけでも大変なこと。

 随分と費用はかかると思います。

 それでもロゴを変えないといけなかった理由・・・
 ここがポイントだと思います。

 今のままでもビジネスは継続できたと思いますが、
 そこから連想されるイメージと体質が
 時代の要請に応えることができなかったのでしょう。

 市場が厳しくなればなるほど
 ・お客様の視点で
 ・お客様からどのように評価されるのか
 ・競合からどのようにして独自的な魅力で差別化するのか?
 が問われます。

 箱だけの刷新・・・
 
 新ロゴを導入し、社内の変化がなければ、また社外へのアプローチ姿勢が
 変わらなければそのように呼ばれるでしょう。

 今後の動きをすごく注目したいと思います。

 
■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ● 市場が厳しくなればなるほど
   ・お客様の視点で
   ・お客様からどのように評価されるのか
   ・競合からどのようにして独自的な魅力で差別化するのか?
   が問われます。

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