■ 商品が消費者を選んでいるような錯覚 バング&オルフセンは1925年に デンマーク人のエンジニア、パーター・バングとスヴェン・オルフセンに よって創設された高級オーディオメーカー。 デザイナーズマンションのカタログや雑誌、 モダンな空間を好む方の家などでよく見かける フューチャリスティックなデザインのオーディオ機器です。 カタログや雑誌に掲載されているオーディオ機器を見ていると 音は聞こえるわけはありませんが、 バング&オルフセンの商品の場合、 商品の美しさと独特のフォルムから 繊細な音が伝わってくるような雰囲気さえ感じられます。 また、 消費者がバング&オルフセンの商品を選ぶのではなく、 バング&オルフセンが消費者を選んでいるような錯覚をしてしまいます。 バング&オルフセン・・・・ 憧れのオーディオブランド。 このバング&オルフセンを手にするライフスタイルを手にしたいと思う 人は少なくないでしょう。 ■ アルミの技術とデザイン力でひきつけられる バング&オルフセンの大きな特徴は、 その素材美です。 業界トップクラスのアルミの加工技術によって、 素材を生かしたデザインを生み出しています。 このように「これだけでは!」という技術力があって、 そこに「感性を揺さぶるデザイン」がミックスしたとき、 お客様の心の盛り上がりはピークを迎えます。 いくら技術や素材にこだわっても そこに消費者のニーズや消費者への魅力がなければ、 独りよがりになってしまいます。 バング&オルフセンの場合、 まずは視覚でお客様の心をつかみます。 視覚で魅力を伝えたら、 次は、手にとってその手触りや ずっしりした重さを感じてもらいます。 オーディオ機器ですから、 もちろん音響は最大のチェック項目です。 視覚、聴覚、触覚・・・ バング&オルフセンは五感のセンスを通して 他には真似ができない評価軸をお客様の心の中につくっているのです。 ■ デザインの軸はお客様との間の貴重な体験 それでは、バング&オルフセンはどのようにして 独創的な発想を生み出し、 デザインとしてカタチにしていっているのでしょか? バング&オルフセンのホームページにその詳細は記述されているので 興味がある方は是非読んでいただきたいと思いますが、 http://www.bang-olufsen.com/japan/ ※日本語があります。 その中から、 どういう軸をデザイナーが共有しているのか? についてピックアップしたいと思います。 ミュージック&ビジュアルライフを楽しむ工夫 ⇒お客様と商品との間のコミュニケーションは 音だけでなくその視覚まで範疇にある。 ありきたりな製品ではなく、類まれな製品で、さらにその頂点を極める ⇒他にはない独創的差別性を徹底的に追求するわけなので、 エッジがすごく効いている商品デザインになる。 単にお金をかけて特別なものを作るのではなく、 斬新な発想と創意工夫に満ちた製品に価値がある ⇒発想と創意工夫の製品に価値を置くので 単に高い・・・といったイメージではなくなる。 目に見えないアイデアをカタチある商品に作り変えていく そのプロセスを知れば知るほど、 ますますバング&オルフセンにはまっていきそうです。 ■■ 今日のブランディングの秘密 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ● 視覚、聴覚、触覚・・・ バング&オルフセンは五感のセンスを通して 他には真似ができない評価軸をお客様の心の中につくっているのです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■