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ブランディングニュース

ブランディングニュースは、現役ブランド戦略コンサルタントも継続購読中。日常生活で見かける“ブランド”をグッドプラクティスにして、「どのようにしてブランド力をビジネスの戦略ツールにするのか?」「経営幹部が必要なブランドマネジメントの考え方とは?」「高収益企業体質の会社の共通点とは?」「お客様をファン化させるには?」「社員のモチベーションがアップするブランディングの手法とは?」「無駄を削減しながらブランド力を構築する方法とは?」をお伝えしています。

 

発行部数 8,000部  日本語のみ

No.125 Tポイントの快進撃!複数企業との提携に必要な要素とは?


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2010.04.02
 “選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン

企業ブランド戦略の成功と秘密~知らないことが失敗を生む

:::::::::::::::::::::::: 第0125号  アイディーテンジャパン

発行
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

いよいよ、4月がスタートしました。

年度末まであと何日・・・とカウントしていた頭の中の視点が
昨日から一転。

今日から始まる新しい年度に
何をやって、どんなことを残していこうか・・・
そんな積極的な心境ではないでしょうか?

私たちブランディングニュース編集局は、
昨年以上に選ばれ続けるためのブランド構築のエッセンスを
身近な事例から掘り出し、ギュッと凝縮して皆さんにお伝えして

いきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本日のブランディングニュースは、
様々な業種で目にするTポイントです。

TSUTAYAはもちろんのこと、
ドトールコーヒー、ファミリーマート、エネオス、
三井のリパーク、アート引越センターまで提携していて
ポイントが貯まります。

現在は日本の人口の4人に一人は持っているといいます。
しかも20代に絞ると5割以上。

本日は、弊社 澤田且成が
アイデンティティ構築の視点からTポイントの事例を通して
複数企業との提携に必要な要素とは?について
お話させていただきます。

TポイントとTカードの総合サイト T-SITE
http://tsite.jp/

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<本日の内容>
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[1]  "選ばれ続ける仕組み"の事例:
Tポイントの快進撃!複数企業との提携に必要な要素とは?

[2]  編集後記

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[1]  "選ばれ続ける仕組み"の事例:
Tポイントの快進撃!複数企業との提携に必要な要素とは?
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■ ポイント制システムをけん引するTポイント

Tポイントとは、
TSUTAYAのTを頭文字にしたポイントシステムで、
様々な提携先でポイントを貯めまた利用できるサービスです。

当初はTSUTAYA会員のみが対象でしたが、
どうせやるなら異業種も巻き込んで・・とのコンセプトで開始し

何と今では会員数3,420万人。
日本の4人に1人が持っている計算になります。

しかもこの数字、
約1年間Tポイントを獲得・利用していない会員は入っていないの


実稼働数になります。

参加企業数は67社、30,609店舗。
1業種1企業を原則に、現在のところ
コンビニ:ファミリーマート
引越:アート引越しセンター
カフェ:ドトール
レストラン:牛角
と名だたる企業がせいぞろい。

また毎日新聞でもポイントが貯まるようで、
その勢いはとまりません!

このポイントシステム。
なぜ魅力的なのでしょうか?

ビジネスの視点からは
「参加企業のメリット」「消費者のメリット」
があります。

参加企業のメリット:
・これまで接点がなかった異業種ユーザーの送客を受ける
・ポイントが貯まるため心理的優先選択をユーザーが行う
・ポイントシステム導入費用・マネジメント費用が軽減できる
・顧客データ・市場動向データが取得できる

消費者のメリット:
・あらゆる業種でポイントが貯まって特典を受けられる
・複数の会社のポイントカードを一つにまとまる

このポイントシステムの最大手がTポイントシステムです。
3月1日からは三菱商事の100%子会社ロイヤリティマーケティング
が運営する「Ponta(ポンタ)」もサービスを開始。

「TSUTAYA」×「ゲオ」
「ファミリーマート」×「ローソン」
「エネオス」×「昭和シェル石油」
とTポイントシステムとの対極化になりそうです。

■ 提携企業を結ぶコンセプト、そして
  共有できる視覚的要素がなければ提携力は半減する

このポイントシステム。
異業種との提携が特徴的ですが、
各社のメリットとポイントシステム全体のメリットを
最大化するために
アイデンティティ構築の仕組みが大きく寄与することを
理解すべきだと私は考えています。

ポイントシステムのアイデンティティは、
参加企業が共有するアイデンティティです。

ですから
共有するコンセプトや視覚的要素の位置づけを明確にし
対象ユーザーから愛されなければいけません。

愛される・・・と一言でいっても、
異なる業種の複数企業のユーザーから愛されるわけですから、
各社ユーザーから愛される最大公約数を考えなければいけません

異業種のユーザーばかりの最大公約数って見つかるのか?
と疑問視される方もおられると思いますが、
ユーザーは人です。

人が手にしたいと思う姿や欲望から考えていくと
異業種ユーザーであっても最大公約数が見つかります。

言葉を変えると
ユーザーが目指している姿を提示することで
ユーザーを導く・・・といったほうがいいかもしれません。

「先進的なライフスタイルなのか」、
「家族的なライフスタイルなのか」、
はその一例です。

最大公約数のコンセプトを策定したら
そのコンセプトを適切に反映した視覚的要素、
つまりロゴを制作し、
参加企業の視覚的アイデンティティとの組み合わせ方をルール化

して
展開していきます。

もし・・・

適切な最大公約数を見つけることができなければ、
せっかくのポイントシステムの機能性を
半減させることになるでしょう。

■ ポイントシステムそのものをブランド化させることで
  複数企業との提携をより強固にする

日本人が発想するビジネスモデルは利便性が高く、
ブランド体験(エキスペリエンス)の仕組みづくりは弱い
といわれています。

ポイントシステムもせっかくの素晴らしい仕組みであっても
ブランド体験を適切に設計していないと、
本来得られるべき顧客とのパイプが
最大値までいかない可能性もあります。

ポイントシステムを導入し
異業種との提携を積極的にすすめる場合、
ユーザーが手にしたい姿を最大公約数にして
適切なブランド体験の仕組みを導入しないと
非常にもったいない結果になってしまうでしょう。

TポイントとPonta。
各々が持つ最大公約数の姿を見極め、
どのようにブランドとして構築していくのか・・・
今後の動きが楽しみにです。

(企業ブランド構築コンサルタント 澤田且成)

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愛される・・・と一言でいっても、
異なる業種の複数企業のユーザーから愛されるわけですから、
各社ユーザーから愛される最大公約数を考えなければいけません

異業種のユーザーばかりの最大公約数って見つかるのか?
と疑問視される方もおられると思いますが、
ユーザーは人です。

人が手にしたいと思う姿や欲望から考えていくと
異業種ユーザーであっても最大公約数が見つかります。

言葉を変えると
ユーザーが目指している姿を提示することで
ユーザーを導く・・・といったほうがいいかもしれません。

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[2]  編集後記
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4月2日の日経新聞に、
入社式のトップ訓示が紹介されていました。

これまでの危機モードから、
成長へ向けて新たなスタートを切ると
強調するトップが目立っているとのこと。

「大変」とは「大きく変わる」

今年が大飛躍の年にしていきましょう!

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