
発行部数 8,000部 日本語のみ
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 2010.06.01
“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン
企業ブランド戦略の成功と秘密~知らないことが失敗を生む
:::::::::::::::::::::::: 第0131号 アイディーテンジャパン 発行
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おはようございます。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
今や1億1,271万4,800件の契約数にまで拡大した携帯電話市場。
ますます競争が厳しくなり、
新規獲得もさることながら
競合顧客のブランドスイッチや
2台目、3台目の契約者獲得を狙うことが
第一線のポジションをキープするために求められます。
今日ご紹介するのは2009年に市場投入された
auのiida。
初めてCMを見たときは
「新しい事業者の登場?」と思ったくらい
他とは一線を引いた内容で、
今までの携帯電話とは異なる世界観。
一般的に新しい事業を始めようと思うと
何から始めたらいいのか悩みますが、
このiidaの事例は自社の未来図を設計する上で
貴重な示唆を得ることができます。
本日は弊社代表、澤田且成が、iidaを事例に
新規参入のときにまず初めに考えることについて
お伝えさせて頂きます。
iida
http://iida.jp/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
iidaに学ぶ!新規参入のときにまず初めに考えること
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
iidaに学ぶ!新規参入のときにまず初めに考えること
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■ デザイン携帯で市場占領したauの新ブランドiida
iidaとは2009年に登場した
au design projectのコンセプトを受け継いだauの新ブランド。
コア・コンセプトの
i: innovation
i: imagination
d: design
a: art
からブランドはネーミングされました。
デザイン性に力をいれたauブランドということもあって、
iidaは携帯端末のプロダクトデザインはもちろんのこと
周辺機器にまでデザイン領域を広げ
携帯端末を越えた独自のライフスタイルをつくり出そうとしています。
また、著名なデザイナーを起用し、
話題性をつくり、世間を引き付ける仕掛けも忘れていません。
auはもともと「INFOBAR」「neon」に代表されるように
社会を魅了するデザインに力を入れてきました。
他、携帯キャリアメーカーが
機能性やコンテンツで競争力を磨いていた中、
auはデザイン性で携帯電話を選ぶユーザー層に注力。
「人は携帯電話を一日の間、どのくらい手にしているのか?」
そんな疑問を説いてくれるように、auは携帯の位置づけを
「電話をする端末機器」ではなく、
「時間を共有するツール」と定義。
そして
「デザイン携帯=au」
という独自のポジションを消費者の頭の中につくり上げ、
デザイン性を重視した携帯市場で独占市場を手にしました。
■ 「デザイン携帯」から「デザインライフスタイル」へ
auは、au design projectのコンセプトを継承しながら
携帯端末という領域を越え、
ライフスタイルまでデザインしていく・・・
その結果、携帯ブランドの再定義をおこない、
登場したのがiidaなのです。
au design projectのときから
デザイン携帯として長年愛しているファンを受け継ぎ、
デザイン携帯としてのコアコンピタンスを生かし
更なる進化をすすめています。
具体的には
携帯端末や携帯周辺機器のデザインまでおこないました。
携帯電話にフォーカスしてデザインをすすめてきたアプローチから
携帯電話を中心にした消費者発のアプローチへ。
携帯電話を通話する端末機器だけの役割にとどまれば
従来のものと変わることはないでしょう。
しかし、iidaは
・消費者が電話以外で携帯電話に触れている時間
・充電時間
・仕事中の電話の待ち受け時間
等々の消費者の気持ち、希望、ニーズをくみ取り事業に反映。
その結果、ACコードや携帯を置くマット、プロジェクターなど、
これまでの携帯電話会社が手を出さなかったところを
デザインしています。
■ iidaに学ぶ、新ブランドが選ばれる理由の再定義
iidaのように
新ブランドを立ちあげるときにまずすべきこと。
それは「選ばれる理由を再定義すること」です。
・なぜ消費者は他ではなく
自社の商品やサービスを購入してくれるのか?
を追求していきます。
選ばれる理由は、選ぶ主体者である消費者の心の内ですから
・誰が消費者なのか?
・どんな性格なのか?
が明確に分からないと、
適切な答えを見つけ出すことはできません。
「どんな商品・サービスを売りたいのか?」ではなく
「誰に商品・サービスを売りたいのか?」ということ。
この質問の答えを徹底して考えること、
私心を捨ててターゲット顧客の心の内を想像することが
「選ばれる理由を再定義すること」の第一歩になります。
iidaは、au design projectのコンセプトを受け継いでいるため
デザイン性にこだわり、
感度の高い消費者であることが容易に想像できます。
その消費者が次に求めているのは
携帯端末だけに終わらないデザイン。
ライフスタイルまでデザイン領域を広げた
iidaのデザインを楽しみに待っている人々がユーザーです。
・携帯で通話する楽しみ
・通話のないときでも持っている嬉しさ
・携帯端末を生活を楽しむグッズにする遊び心
・携帯生活からモダンアートを楽しむ進取性
ターゲットユーザーの心境を思うと、
アイデアのリソースは尽きません。
新事業のアイデアをカタチにしていくとき
「誰に」をまず初めに考え、
顧客ニーズを新しく生み出していく。
つまり、
従来の顧客から派生した属性や異なる属性の顧客を想定し、
その顧客の心境を読み取りながら、
今、必要なニーズ、
喜びをつくるニーズ、
驚きをつくるニーズ、
を主体的アイテムや周辺アイテムに広げていく。
その繰り返しの中に潜在顧客を顧客に変え、
顧客をファンにすることができるのです。
(代表取締役 澤田且成 http://twitter.com/katsunarisawada )
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消費者が次に求めているのは
携帯端末だけに終わらないデザイン。
ライフスタイルまでデザイン領域を広げた
iidaのデザインを楽しみに待っている人々がユーザーです。
・携帯で通話する楽しみ
・通話のないときでも持っている嬉しさ
・携帯端末を生活を楽しむグッズにする遊び心
・携帯生活からモダンアートを学ぶ進取性
ターゲットユーザーの心境を思うと、
アイデアのリソースは尽きません。
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[2] 編集後記
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先日ご紹介させていただいた、
かおりブランディング実践術セミナーの無料動画公開。
先週末を目指してすすめていたんですが、
YouTubeではコンテンツは
10分以内じゃないとアップロードされないんですね。
ダイジェスト版は11分30秒でしたので、
再編集をしております。
もう少々お待ち下さい。
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