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ブランディングニュース

ブランディングニュースは、現役ブランド戦略コンサルタントも継続購読中。日常生活で見かける“ブランド”をグッドプラクティスにして、「どのようにしてブランド力をビジネスの戦略ツールにするのか?」「経営幹部が必要なブランドマネジメントの考え方とは?」「高収益企業体質の会社の共通点とは?」「お客様をファン化させるには?」「社員のモチベーションがアップするブランディングの手法とは?」「無駄を削減しながらブランド力を構築する方法とは?」をお伝えしています。

 

発行部数 8,000部  日本語のみ

No.132 レゴに見る企業の強さの秘密「商品からコンセプトが伝わってきますか?」


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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  2010.06.10
 “選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン

企業ブランド戦略の成功と秘密~知らないことが失敗を生む

:::::::::::::::::::::::: 第0132号  アイディーテンジャパン 発行
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こんばんは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

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      *        *        *

皆さん、レゴって聞いたことがありますか?
プラスチックでできたブロックの玩具で、

車・電車・飛行機といった乗り物や
テレビでよく見たアニメなど
様々なものをブロックで組み立てていきます。

レゴの箱を見ると
「こんなものまでブロックでつくれるんだ・・・」
って驚きますね。

そんなレゴをつくっているのは
デンマークに本社があるレゴという会社。
何と玩具メーカーとしては世界で5位に位置しています。

驚くべきことは、
このレゴの主たる事業は何と・・・このブロックなんです。

「選択と集中」というマーケティングの考え方がありますが、
レゴが単にニッチにフォーカスしただけで
成功したとは説明できません。

ニッチをさらに爆発的に加速させるエッセンス、
それは「社会の悩みを事業で解決するというコンセプト」。

社会の悩みなんてビジネスとは関係ない
と思っている中小企業の方がおられれば、
それは大きな判断のミスを意味します。

今日は弊社代表、澤田且成がレゴの事例を通して、
商品から伝わるコンセプトについてお伝えさせていただきます。

レゴ
http://www.lego.jp/

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<本日の内容>
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[1]  "選ばれ続ける仕組み"の事例:
レゴに見る企業の強さの秘密「商品からコンセプトが伝わってきますか?」」

[2]  編集後記

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[1]  "選ばれ続ける仕組み"の事例:
レゴに見る企業の強さの秘密「商品からコンセプトが伝わってきますか?」
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■ ブロック玩具だけでグローバルブランドとして成長するレゴ

レゴという会社は、1932年デンマーク生まれの玩具メーカー。

そもそもは家や家具をつくる会社でしたが
世界恐慌のあおり受けて制作費を切り詰めるために縮小模型を制作。

これがきっかけとなって玩具をつくり出し、
その後、プラスチック製の玩具メーカーへと発展していきました。

そして今では何と玩具メーカー世界で5位の売上をあげる
エクセレントカンパニーとして成長しています。

ここで注目すべきことは
その事業内容です。

他の玩具メーカーは、玩具だけでなく他の事業、
例えば、タカラトミーやバンダイナムコは
玩具以外の事業もおこなって
世界の玩具トップメーカーとしてランクインしていますが、

レゴはプラスチック製の玩具を基本にした事業だけで
グルーバル企業として成長しているのです。

ご存じの通り、レゴという玩具は、
パーツとパーツを組み合わせ、車や飛行機といったものを
組み合わせてつくり上げていきます。

このパーツを何度も組み立ては分解し、また組み立てる・・・・と
いったことを可能にするため、精密な部品制作が求められます。

レゴの成型技術は世界トップクラスですが、
この技術力だけをウリにして、
ここまで企業として大きくなったのでしょうか?

それともグローバルマーケットで販売を可能にした
拡販システムを構築したからでしょうか?

また、ビジネス戦略の1つに「選択と集中」がありますが
レゴがプラスチック製のビジネスモデルに特化した
ニッチ戦略がゆえに世界レベルに拡大できたのでしょうか?

ブランド戦略の考え方からレゴを分析するすると
「技術力」や「戦略と集中」だけでは説明できない
他を圧倒する競争力があることに気づきます。

■ 商品から伝わる!レゴの教育システムへの熱い想い

レゴの視点は「いい玩具をつくる」のではなく
「子供たちの興味や関心を広げ、新しいアイデアと思考力を
育てていくという考え方を持っていた」(デンマーク外務省)
とのこと。

このコンセプトをデンマーク語の「LEg GOdt(よく遊ぶ)」に
凝縮して「レゴ」というブランド名は生まれました。

レゴとは創設当初より、商品をつくるメーカーというよりも、
子供の可能性を引き出す教育プログラムを開発する会社と
いっても過言ではないでしょう。

その意味でプラスチック玩具の販売は
企業としてのビジョンやミッションではなく、
あくまで目標を達成するための手法でしかないことが伝わってきます。

玩具を子供に提供することで子供は玩具に触れ、
その玩具を通して創造力を磨く、
可能性を探求するといったことが鍛えられるのです。

レゴが目指すもの・・・

それは子供の能力を伸ばすこと。

ブランド名や事業内容からも彼らの意気込みが感じとれますし、
レゴブロックで遊びながら子供の能力を伸ばす
レゴエデュケーションセンターの設立からもその本気度が伝わってきます。

レゴが世界的に受け入れられた理由。
それはブロックそのものの販売を強くしたことは間違いありませんが、
それ以上に子供の教育の将来に不安なご両親にたして
「弊社の商品(レゴ)を使用すると、子供たちはこんな能力が伸びます!
 可能性を引き出すことができます!」
といった未来像をお伝えし、
安心して任せられることを納得したからではないでしょうか。

■ 中小企業であっても「経営コンセプトなんて関係ない」なんて言えない

マネジメントの権威、P.ドラッカーは
「企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。
 顧客である。顧客によって事業は定義される。
 事業は、社名や定款は設立趣意書によってではなく、
 顧客が商品やサービスを購入することにより
 満足させようとする欲求によって定義される。」
といっています。

会社の定義は、顧客が決まるから決まる。
顧客が決まらなければ、会社の定義すら決まらない。

もし企業の定義が決まらないという方がおられれば
それは、誰に対して商品・サービスを売るのかが見えないということ。

これではビジネスを起こし運営することなどできません。

今、あなたが会社を経営しているのであれば
一度手を胸に当てて聞いてみてください。

私たちは”誰に””何を”提供している会社なのか?

この答えの即答ができない場合、
また時間をかけても一言でいえるものが出てこなければ、
いずれか厳しい結果となる可能性すらあるわけです。

レゴは明快です。
レゴは「幼児向けの玩具メーカー」ですが、
購入者は両親です。

その両親が持っている
「子供の問題解決力・発想力・創造力を伸ばす」
といった夢や希望を叶えるために
玩具というツールを開発し販売している・・・となります。

コンセプトというと
何か難しい言葉をイメージされやすいですが、
そんなことはありません。

社長の想いをカタチにする、
社長の想いを伝える。

その繰り返しがあるからこそ、
商品・サービスそのものが光り輝くようになっていくのです。

(代表取締役 澤田且成 http://twitter.com/katsunarisawada

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私たちは”誰に””何を”提供している会社なのか?

この答えの即答ができない場合、
また時間をかけても一言でいえるものが出てこなければ、
いずれか厳しい結果となる可能性すらあるわけです。

レゴは明快です。
レゴは「幼児向けの玩具メーカー」ですが、
購入者は両親です。

その両親が持っている
「子供の問題解決力・発想力・創造力を伸ばす」
といった夢や希望を叶えるために
玩具というツールを開発し販売している・・・となります。

コンセプトというと
何か難しい言葉をイメージされやすいですが、
そんなことはありません。

社長の想いをカタチにする、
社長の想いを伝える。

その繰り返しがあるからこそ、
商品・サービスそのものが光り輝くようになっていくのです。

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[2]  編集後記
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無料ダイジェスト版はいかがでしたか?

ザ・リッツ・カールトン東京総支配人のお話は
身近な事例があって分かりやすく
さすがだな・・って思いました。

実は・・・ニオイや香りへの配慮が
どのくらいビジネス機会を逃しているのかを調べてみようと
現在、調査の企画中です。

調査が決定したらご報告させていただきますね。

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